DLLファイルのメモリー常駐を解放して速度アップ(レジストリ編)
アプリケーションソフトは、
そのアプリケーションのプログラム以外にもDLLファイルを呼び出して使用しています。
DLLファイルは
汎用性のある作業を独立させ、
メインのプログラムがその作業を必要とした時に
読み込んで利用する共通ファイルです。
DLLファイルは通常、
アプリケーションを終了しても、
しばらくの間メモリに常駐しています。
様々なアプリケーションで利用されるため、
他のアプリケーションで
再読み込みする手間を省くためにこのような仕様になっているようです。
しかし、
たくさんのDLLファイルがメモリに常駐すると、
メモリをムダに消費して、
パソコンの動きが
遅くなる原因にもなります。
そこで、
アプリケーションが終了すると同時に、
使用していたDLLファイルを
メモリから削除する設定方法をお伝えします。
【設定方法】
まず、
「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」、
「regedit」と入力。
レジストリエディタを起動。
起動したら、
「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Microsoft」→「Windows」→「CurrentVersion」→「Explorer」とキーをたどります。
次に、
「Explorer」を右クリックして
「新規」-「DWORD値」と選択し、
「AlwaysUnloadDLL」
というキーを作ってください。
「AlwaysUnloadDLL」
を
ダブルクリックして
「値のデータ」に
半角数字で「1」と入力し、
レジストリ
エディタを終了。
パソコンを再起動すると、
アプリケーションの終了とともに、
使用していたDLLファイルもメモリから削除され、
様々なアプリケーションを使った後でも
パソコンの速度が
遅くなることなく使えるようになります。
※なお、
レジストリをいじりますので
バックアプ及び自己責任でお願い致します。